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Channel: アマチュア無線 by JI1ANI
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TDKラムダ RSKN-2010

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TDKラムダのRSKN2010を入手して、IC-7851用の電源ケーブルに仕上げました。
電源ケーブルはオヤイデの店先で見つけた安価な2芯シールド線の切れ端を使いました。

フィルターはタカチのABS樹脂ケースに納めました。ちょっと大きいくらいじゃないと、電源ケーブルが9mmΦありますので、ケーブル自身の癖でケース内でねじれたりするのをケーブルグラウンドでしっかり固定できません。

ケーブルグラウンドはIPS67クラスのしっかりしたものです。防水対応のケーブルグラウンドは、ケーブルとの密着度が高くて、しっかりと固定できます。

3Pプラグは僕の大好きなMARINCO 8215Tホスピタルグレードにしました。インレットはIC-7851のお尻と壁の隙間が狭いので、L型にしていますが、9mmΦのケーブルは太くて納めるのに苦労しました。

というわけで、写真のように全長1mちょっとの電源ケーブルが完成しました。机の上の無線機のお尻から、床上の電源タップまで、ぶら下がる形です。
通常のストレート型のインレットだと、フィルターの重みでインレットが抜けたりしますが、L型インレットだと横回転方向、つまり抜く方向ではなく、インレットが回転するように重みが掛かるので、緩んだり、すっぽ抜けるようなことはありません。

ケーブルを交換して、早速コモンモード電流の定点で計測しましたが、残念ながら前回のような改善は見られず、同一か、やや悪化したような感じです。
残念。
まぁ、RSEN2016が強力でしたからね。そんなに改善はしないだろうなぁ・・・とは予想していました。
でも、無線機がいつもよりずいぶんと静かなんです。

今日はフレア爆発の影響で静かなんでしょうかね?ノイズが随分と減ったように感じます。無理やりこじつけたように思われるかもしれませんが、スイッチオンと同時に「あら?」って感じた次第。

それと、パワーがちょっぴり増えました。198Wだったのが201Wとか、そんな感じです。これは電源ケーブルが太くなったためでしょうね。
というわけで、ノイズフィルターRSKN2010は、当初の目論見のコモンモード電流激減・・・とはなりませんでしたが、電源ケーブル含めて交換したので、受信や送信に良い影響があったと信じたい僕なのです。

新しい電源ケーブル、見た目は絶対に性能良いはず・・・なんですけどねbearing


音創り研究会の通販再開

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Scs

ハムフェア2017は最近では最大の来場者で賑わいました。音創り研究会のブースにも多数の方にお立ち寄りいただきました。あらためてお礼申し上げます。

さて、ハムフェアのブースで頒布した製品の頒布が始まりました。国産NOS球というレアな真空管を使った、マイクアンプ兼ヘッドホンアンプは売り切れてしまいましたが、新製品の乾電池式ファンタム電源DPP-01や、手に馴染むと評判のハンドPTTスイッチ等、部品入手に制約がないものは、多めにご用意しておきました。
もちろん、あると便利なパッチンコア等もありますヨ。

頒布品

1.リボンマイク専用高性能トランス TRM-1"響(Kyo)" 7,000円
2.乾電池式ファンタム電源キット DPP-01 6,000円
3.大型パッチンコア(TDK) ZCAT 3035-1330 10個セット 2,500円
4.ハンドPTTスイッチ 1,500円  
5.音創り研究会製マイクアンプと無線機を結ぶケーブル
     ・KENWOOD 13Pin版 2,500円
     ・ICOM 8Pin版 2,000円

とはいうものの、そんなに多数の在庫があるわけではありませんので、ご希望の方はお早めに頒布サイトからお申し込みください

パッチンコアZC3035-1330のインダクタンス

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パッチンコアが便利なのは、まさにパッチンと電線にクランプできる点にあります。クランプできないと、電線の両端どちらかを外して、コアの穴に電線を通す必要があります。

TDKのパッチンコア、灰色のプラスチックは屋外で使用すると、紫外線で劣化して、パッチンの蝶番部分が破断、クランプした電線から外れます。タワーの上など、屋外で利用する場合には、インシュロックタイ等で、コアを腹巻のように固定しておくと安全です。

というわけで、パッチンコアを屋外で使っていると、蝶番が外れたパッチンできないパッチンコアが手許に増えていきます。

パッチンできないだけならまだしも、そのうちケース自体もバラバラになって、半円筒形のコアだけが手許に残ります。

この裸の2分割コアを4個(パッチンコア2個分)熱収縮チューブで固定して、長めのチクワ状のコアにして、パッチン2連結とのインダクタンスの差異を見てみることにしました。

コアは密着した方が容量が増えるので、チクワ状の方がインダクタンスは多くなりそうですが、結果は如何に?

まずは正常なパッチンコアの2連結、ぴったり連結させるため、連結部分をビニルテープで固定しています。テストは2回巻で実施しました。
パッチン2連結は22.6uHでした。

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今度はPVC熱収縮チューブ(ニッカド電池をシュリンクしているアレ)で、ケースが壊れた2個のパッチンコアから集めた半円筒形コア4個をしっかりと密着させたコア。

27.5uHです。その差4.9uHと結構大きいです。ケース入りのパッチンコアを連結しても、連結部分にはケースとケースが挟まって、コアとコアが接触しません。、

熱収縮チューブで固定した方は、コアとコアがピッタリ密着、さらに収縮チューブで押さえつけられている状態です。

また、コアに直接電線が接しているのと、プラケースを挟んで、コアから2mm以上離れている差でもあります。

いづれにしても、インダクタンス的にはやはりプラケース入り方が低い結果でした。
結果は予想とおりでしたが、容量にこんなに差がでるのは予想外でした。

ただし、やはりパッチンできないのは面倒でした・・・・。

■追加■
お遊びついでにメガネコア型も試してみました。大径のPVC熱収縮チューブでコアがズレないように注意して収縮させて固定します。
チクワ型よりも若干容量が大きくなりました。コアがメガネ型ということが容量増加の主な理由だと思いますが、原因としては捲線がコアに密着し易いことが考えられます。

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ケース入りの2連結とコアむき出しペアのメガネ型だと、かなり容量に差がでてきますね。
FT114よりもかなり大型ですからバランとかだと、数百W~500Wくらいはイケるんじゃないでしょうか。

Nutubeのマイクロフォニックノイズ対策

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Nutubeが扱いづらい一番の理由が、マイクロフォニックノイズでしょう。基本的に触らず叩かずならば問題ありませんか、動かしたり、机をコツコツすると、きぃ~~~~~~~ん♪と5khzの綺麗な正弦波が鳴ります。

このマイクロフォニックノイズ対策は数々のアイデアがブログなどで披露されていますが、いづれも対処療法的なものばかり。
根本的に発生させない方法は見つかっていないようです。ところがマイクロフォニックノイズを発生しにくくする(発生させないも含めて)方法が「SinさんのPA工作室」で紹介されました。

Sinさんは音創り研究会のメンバーとして、DPP-01乾電池式ファンタム電源キットの企画も担当されています。興味のある方はぜひ、ご覧ください。

ACアダプタ用フィルター

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ACアダプタ毎にフィルターを付けると大事なので、ACアダプタと機材の間に挿入するDCラインフィルターをでっち上げてみました。
内部はコイルとコンデンサとムラタのエミフィルに通電確認用のLED。手持ちの部品で作りました。

固定のためにホットボンドをニュルニュル流したので、写真写りはイマイチですね。

今まで作ってきたフィルターを組み合わせて、こんな感じ・・・って作ったので、効かないとは思えませんが、良く効くかは不明です。

耐圧は使った電解コンが16Vだったので16Vですが、僕の場合は十分です。 そのうち特性でも調べてみることにします。

組み立てた後、テストしてみると出力が出ません。配線間違えたかと焦りましたが、配線に間違いはありません。
暫く悩みましたが、原因は入力用のDCジャックの不良でした。そりゃ電圧でてこないわけです。入って来ていませんからね。
DCジャックの初期不良は初めて経験しました。マサカ・・・・というわけで、気付くのが遅くなりました。

FT240とZCAT3035-1330

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トロイダルコアと言えばFT240に代表されるシリーズが有名ですが、TDKのZCATシリーズもパッチンコアとして良く使われています。
ただ、FT240がバランやトランス、コモンモード対策と、幅広く使われいるのに対し、ZCATシリーズはコモンモード対策が中心みたいです。

そこで、両者のインダクタンスを比較してみることにしました。左側はFT240を青色の紙テープで養生したところ。

右側はZCAT3035を4個メガネコア型に並べて熱収縮チューブで固定したものです。

0.8mmのエナメル線を巻いていくと・・・

                                                                                                             
FT240 43材μH ZCAT1330μH
1回巻1.0 1回巻7.2
2回巻3.5 2回巻12.8
3回巻7.8 3回巻34.1
4回巻13.6 4回巻50.4
5回巻21.0 5回巻86.0
6回巻29.9 6回巻112.8
7回巻40.4   
8回巻52.4   
9回巻66.0   
10回巻81.0   

※めがね型コアの巻数は、二つの穴のどちらか一方を通ると1回巻としています。逆U型なら2回巻きとしています。

となりました。

FT240は大口径で巻き数が多めに巻けますが、ZCAT1330は穴の直径が13mmで巻数が限られますので、今回は4個連結して巻数を少なくしようとする作戦です。

できれば、インピーダンス変換(ステップアップ)トランスに仕上げてみたいと思っています。FT240での製作事例は結構見つかりますが、ZCAT1330ではバランの事例が少し見つかっただけで、わざわざ連結してまで使おうという方はいらっしゃらないようです。

FT240の半分の巻数で同じインダクタンスになりますので、なんとかなるのではないかと想像していますが、それはこれからのお楽しみ。

疑似アンテナ負荷

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アンテナのマッチング回路を作るのに、疑似的なアンテナになるものがあると、お部屋の中で細工できます。
無くても経験と勘でできることもありますが、初めてのマッチングではかなりの試行錯誤が必要です(僕の場合は・・・)。

インピーダンス整合回路は、アンテナのホニャララΩを50Ωに合わせる仕組みですので、アンテナが振る舞うであろうインピーダンスを手持ちの抵抗で作りました。
普通の抵抗ですが、有るのと無いのとでは高尾山と富士山くらい違います。

これがあれば、お部屋の中で、マッチングがどの程度になるのか9割方わかります。これがないとアンテナの給電点に取り付けるまでわかりません。
ですから、殆どの場合はアンテナ上げたり下ろしたり・・・になります。

さて、現時点での僕のローバンド(160m~30m)のアンテナは基本的にスクリュードライバーです。ときどきグラスポールで10m程のばして、7メガフルサイズ(3.5メガハーフサイズ)のバーチカルとか使います。

現時点でのスクリュードライバーの各バンドの給電点インピーダンスは以下の通り。

1.8MHz     19.0Ω
3.5MHz     20.5Ω
7MHz       31.0Ω
10MHz     48.9Ω

現在、スクリュードライバーは全長4.7m程度で、直径70cm位の円形のキャパシティハットを入れています。10メガが50Ω近いのはキャパシティハットの影響でしょう。全長2.5m程度でキャパシティハット無しだと、1.8MHzで9Ω程度でした。

全てのバンドでマッチングさせるには、バンド毎にマッチング回路を用意するか、魔法を使うかしかありません。全バンドをSWR1.5以下に納めるのであれば、Lマッチで可能です。
今回狙っているインピーダンス変換によるマッチングも、全バンドSWR1.5以下を目標にしてみます。
使う頻度的には、7→10→3.5→1.8の順ですね。妥協する場合の優先順位はこんなもんです。

ZCAT3035のインピーダンス変換トランス

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アンテナのインピーダンス整合トランス・・・って言うとFT240やFT114が定番ですが、TDKのZCAT3035を2個横に並べてメガネ型のコアにして、使ってみました。

結論から言えばコンデンサによる補正無しで一桁周波数ではFT240と同じように使えると思われます。

もちろん、コア材質や形状が異なることで、色々と差異があるでしょうけど、200WのRTTYでも常温ですし、インピーダンスも計算通りの比率です。
巻き数については、ZCAT3035の穴の直径は13mmですから、数回巻きが限度です。その替わりに、メガネ型とすることで、一巻当たりのインダクタンスを増やしています。

普通は巻き数を同じにするようにしますが、穴が小さいのでFT240と同じような巻数は無理ですから、インダクタンスに着目して、だいたい同程度のインダクタンスになるような巻数にしました。

参考にしたのは3D無線クラブ NO.47  50Ω:12/22/28/32Ω 不平衡 ステップDOWNトランスの作り方 です。


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今回試作したのは 50Ω : 28Ω整合器 として紹介されているものです。前回き記事が紹介したように、僕のスクリュードライバーのインピーダンスは7メガだと31Ωなのです。

3D無線クラブの記事にある変換インピーダンスとしては32Ωが一番近いのですが、巻線数が増えますので、今回は捲線が1本少ない28Ωを選びました。

写真はZCAT3035に1.25sqのテフロン線を巻いているのですが、写真で4回巻。

3.5や1.8は7メガよりももっと給電点のインピーダンスが下がります。であれば、7と3.5や1.8がソコソコの状態で共用できないか?と考えて32Ωではなく、低めの28Ωにしました。

疑似負荷では、なんとかなりそうだけど、思った以上に10メガが悪化するのと、1.8メガは微妙かも・・・・という結果でした。

この50Ω:28Ωと別に用意した50Ω:22Ωのトランスを僕のスクリュードライバーの給電点に取り付けてみた結果は

周波数   28ΩSWR   22ΩSWR      給電点Z
1.8MHz   1.47          1.36              19Ω
3.5MHz   1.39          1.04              20.5Ω
7MHz     1.00          1.23               31Ω
10MHz   1.55          1.78              48.9Ω

と、狙った通り、28Ωが妥協点ですが、10メガがちょっと悪いです。でもコンデンサによる補正をしていませんので、補正して1.3位に収まれば50Ω:28Ωでバッチリですね。
もちろん、補正が良く効くなら22Ωで・・・という選択肢も考えられますが、補正次第です。

現状ではトランスの周波数特性がとても悪く、7メガあたりから急激に特性が悪化します。コアの材質もあるかもしれませんが、巻数を減らして結果、巻線間のキャパシタンスが減った影響がモロにでている感じ。
より線でキャパシタンス増を試してみましたが、なんせ1巻とか3巻では、捲線の物理的な長さが限られているため、キャパシティとしても今一つのようで、平行との差は誤差範囲でした。

今回はローバンド用として一桁周波数限定みたいな使い方ですが、ZCAT3035でHFオールバンドをカバーするトランスを作るためには細い線で巻数を増やすことになりそうです。


バーチカルのマッチング

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ZCAT3035-1330を2個並べたメガネ型コアで作ったインピーダンス変換トランスと、従来のシャントコイル(Lマッチ)とを比較してみました。

アンテナは全長4mのスクリュードライバーです。
SWR3以上の使えない状態を橙色、SWR1.5以上を黄色にしてみました。1.8~10メガまで使えそうなのはシャントコイルのロングバージョンの調整を煮詰めた場合くらいでしょうか?

今回製作したインピーダンス変換トランスを使った28Ω決め打ちの場合は、最大が10メガの1.55ですから、気にしないで使うということもアリですが、やはり皆さんがなぜシャントコイルを使うのかが良く判りました。

現在はシャントコイルの長短と無(直結)の3段階切替なんです。給電点にロータリースイッチ入れていますので、切替は面倒ですけど、固定と比べるとぜんぜん違います。

特に、ときどきグラスポールでフルサイズにした時に、シャントコイル無しの直結にする必要があって、シャントコイルだと、1回路で切り離しできるのです。

インピーダンス変換トランスを使った場合、インピーダンスの切替は1回路で可能ですが、バイパスさせるのには、どうしても2回路必要になります。
1回路で切り離しできればいいのですけどね。

リレーのリモート制御は、バンドデコーダーも作ったし、リレーも大容量のものを持っていますので作れますが、マッチングボックスが大きくなるのと、メンテナンスが増えるのがどうも・・・・。

やるならスクリュードライバーも含めて、フルオート制御ですね。ただ、一見便利そうな無線機連動なんですが、スクリュードライバーのバンドチェンジに時間が掛かる(数十秒程度)ので、頻繁にバンドを変えたりすると、結構面倒なんですよね。

スクリュードライバーもステッピングモーター版があって、30メガから1.8メガまで1秒以内にQSYできるようになっていますが、まだとっても高価なんですよね。
当分はDCモーターでウィ~~~ンってしないと・・・です。

シールドループ MK5212

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受信アンテナにシールドループを導入してみました。フィールドアンテナのMK-5212です
垂直系のアンテナはかなり使って来ましたし、水平系は場所の関係で難しいし・・・ということで、スモールループです。

ループには同調型と非同調型がありますが、今回は非同調型、感度はそれほど高くないので手持ちのプリアンプRPA-1と組み合わせます。プリアンプのゲインはHF帯で17dB程度。
ループはアルミパイプの中に同軸を通した構造でシールドにより、電界を減衰させて磁界を効率的に受信する仕組みです。

屋上の手摺りで一週間ほどテストしてから、MA-5Bが載っているマストの上に、ホイップを取り外して取付、マストにプリアンプ(同軸給電)を取り付けました。

ループアンテナのヌル(感度ゼロ)点は円形の面方向に発生するので、写真のようにすると、相互の影響を無視すれば、ヤギのビームとループの感度最大方向が一致します。
あ、もちろん、ループは8の字特性ですから、ヤギとは違いますが、フロント方向が一緒です。

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プリアンプは一応屋外での使用もokとメーカーでは言っていますが、どう考えても雨の少ない西海岸仕様だと思います。

ケースはアルミ坂を折り曲げたもので、隙間がありますから、夕立とかでは水がジャブジャブ入ります。日本では屋外では使えないと思うので、今回のために用意したタカチのプラケースに入れて、ループアンテナ給電点直下のマストに取り付けました。

ご覧のように、箱に入れただけ・・・です。左が上部ですが、今回は最短接続したかったので、敢えて上部にinのMコネを取付ました。
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設置後に、この写真をみてて気づきました。Mコネを伝って必ず雨が侵入しますが、配線用の同軸に水切り処理をせず、プリアンプに引き込んでいます。
機会をみて、水切り処理(配線を一回下に引っ張ってから、プリアンプに引き込む)をしないとマズイです。

プリアンプへは5D2Vを15m程使っています。シャックへの引き込み合わせて20mってところ。プリアンプは同軸給電なのでシャック内で同軸にDCを注入します。気を使って電源フィルター入れた電源にしましたが、受信中に変なノイズはありませんし、電源を乾電池に切り換えても変化ありませんから、まずまずかな?

使った感想などはまた後日。びっくりしたのは、MA5Bとそんなに遜色なく聴こえること。短縮モービルホイップより良いのは確かです。

スピーカーから話し声が聴こえる

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無線機やPCなどのオーディオ出力は、一回ミキサーに入れてから、BOSEのM3に出力しています。シャックで音がでるスピーカー(正確にはパワードスピーカー)はBOSE M3だけ。

昨晩、フト耳を澄ませると「~~~~」と何やらヒソヒソ話のような声が聴こえてきます。
無線機の電源は落としていますが、パワードスピーカーの電源はいつも入れっぱなしなので、スピーカーの音量をあげてみるとTBSでしたが、FENも綺麗にミックスされて聴こえます。
盗聴器の混変調か何かかと焦りましたヨ。

聴こえるネタがわかれば、アンプの入力端子に電線繋いだ時みたいに・・・。練馬はTBSやFENの送信所が近いので、ハイインピーダンス部分に触れると、大抵はTBSとFENが聴こえてきますから「またかよー」って感じです。

問題は原因が分からないこと、なんと無線機で送信すると音量UPsign03結構な音量で聴こえる。普通にリスニングできちゃいます。
試しにスピーカーにマイクを向けると・・・パワーメーターがピクピク動くじゃないですかsign03
無線すると、一緒に送信しちゃうようなレベルです。そりゃそうです。普通に聴こえますからね。

さぁ大変。机の下にもぐって、無線機の裏側に接続した配線を人つづつ確認してきます。無線機はOK、次は機材ですが、マイク系の機材は無関係なのがわかったので、オーディオ系です。

今修理にだしているIC-7000のオーディオ入力ラインを確認すると、アタリ、ラインミキサーからフォンプラグを抜くと止まります。
プラグを触るとガサゴソ・・・・・。
どうやら接触不良のようで、何回も抜き差しすると止まりました。狭いラック裏に身体を入れての作業でとても大変でした。

さて、昨晩頑張って止まったので、今日は無線しようとシャックに入ると「~~~~」と、またまた内緒話が聴こえるではありませんか?
もう一度同じ作業をしても、接続するとAM.放送が聴こえてきます。

IC-7000が戻ってくるまで抜いておくのが正しいのかもしれませんが、配線するのにラック裏を通すのが大変なんですよね。
ふと、配線の末端、IC7000に接続していた側をみると・・・・・

「なるほどぉ~~」

ミニプラグの先端(Tip)がVUホイップのMコネの外皮に触れているではありませんかhappy01

ハイインピーダンスのところに、微妙なタッチでの接触が原因で音量が変わったり、ラックを揺らす(配線確認とか)とガサゴソしたりしていたわけです。

ミニプラグをラックの柱に巻き付けて、他の金属と接触しないようにして一件落着でした。しかし、最初はびっくりしましたねー。
夜中に「~~~~~」って話し声がスピーカーから聴こえてきましたからね。

13.8V電池パック

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ちょっと前にラジオデパートのトモカ電気でコネクタを物色していたときに、リチウムイオン電池18650×7本 26Vの充電器付き電池パックがありました。

何かのバックアップ電源のような雰囲気ですが、詳細不明、立派な充電器が付いて3k弱でしたので衝動買い。

中華のDCDCと組み合わせて13.8Vにすると使いやすそう・・・・と思って購入しましたが、家に戻って僕の持っている中華DCDCの最大入力電圧を確認したら最大20Vでした。
26V入れたら壊れるぅ~。

あちゃー。

そんなわけで再度中華DCDCを物色して、電圧も電流も余裕がある少し大型の10Aの降圧タイプのDCDC(放熱器付きだから短時間なら数A程度はファン無しで大丈夫でしょう)を見つけてポチリました。
安定化出力に加え、出力電流制限機能で、電池の定電流充電ができるみたい・・・。使わないけどね。
設定は多回転抵抗をマイナスドライバーという懐かしい方法です。

電圧・電流計もビルトインで外付け不要ですし、設定した出力電圧等は電源OFFでも多回転抵抗を触らなければ、再度電源を入れると前回の設定で起動します。
一度出力を13.8Vに設定すれば、後は触らずに済みますし、設定すれば12Vや5V出力にもできます。

あ、このモジュールの電圧校正は、12.65Vに設定した電源を入力して設定モードで起動してから、供給電圧12.65Vと校正します。校正画面の電圧は通常の電圧表示と異なり、電圧が小数点以下2桁表示されます。

さて、この電池パック、リチウムイオン18650 x 7本にしては少し大きめで、中をみると実は18650が14本収まる作りです。半分の7本しか入っていない状態。
7本追加すれば容量が増えるのですが、充電回路がブラックボックスで、14本にしても上手く充電できるか不明ですので今回は大人しく最初の7本のままで運用です。

電池バックには把手が付いていますが、その脇にアクリルケースに入れた中華DCDCを両面テープで貼り付け、本体から引き出した26Vを供給します。
電源スイッチは本体側に取り付けてあります。

写真は音創り研究会のヘッドホン・マイクアンプDMS-11H&Mを13.8Vで動作させています。2時間連続通電中ですが、0.3A弱では、DCDCの放熱器はホンノリ温かいのがわかる程度の発熱で、この程度ではテストになりませんね。

今までは真空管アンプを外で使う時は短時間にして、単三 x 8本の電池パックを使っていました。単三だとすぐに電池がなくなってしまって、ちょくちょく電池を買っていました。
今回組み上げたリチウムイオン電池パックを使えば、乾電池パックは「ノイズレス」用途以外には無くなるでしょう。

リチウムイオン電池パックにもDCDCの出力にフィルターを入れてありますが、効果についてはそのうち計測します。この電池パック、短時間なら10W機が使えますね。ハンディなら結構長持ちしそうです。

この電池パック、PSE取得済、定格は25.3V 2.1Ah、52.92Whとあります。

ノイズ受信アンテナの感度

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303

ノイズキャンセラーに使っている(いた)アンテナの受信性能を調べてみました。通常運用で使っているスクリュードライバーで0.4W程度で送信して、約15m離れたアンテナで受信することで調べました。

但し、今回は3.5メガのみ、ですから他の周波数で優秀で、3.5が苦手なアンテナにはちょっと可哀相な結果となります。

アンテナはBCL用として人気の303WA、自作のループ(直径1m)、既製品のループの3種類、本当はもう少し増やすつもりでしたが、ダントツがあったために、調べる気力が萎えてしまいました。
本当はモノバンドモービルホイップやスクリュードライバーも調べるつもりでしたが・・・・それはまた後日ということで。


ご覧いただいたように、303WA改が圧倒的に強く受信できました。ループアンテナは直径が大きいほど低い周波数での感度があがる・・・という通りの結果です。
既製品のループアンテナは直径70cm弱で、ベランダ内での取り回しが良くなっていますが、7メガは直径1mのループと同じように聴こえますが、3.5メガでは感度がガックリ下がってしまうようです。

303WAが良いのは、送信アンテナが垂直で、偏波面が一致していることが大きな理由ではないかと考えています。ループアンテナは両方ともシールドループですから、磁界感度は高いものの、垂直偏波が苦手なのかもしれません。

Apple純正のライトニングケーブル

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Apple純正のライトニングケーブルの被服が剥けて、網線が見える状態になったので、大事を取って新品に交換することになりました。

僕は廃品となった純正のライトニングケーブルを頂いて、電線とUSBプラグを活かして電源ケーブルにしました。

写真は被服を剥いた状態のApple純正ライトニングケーブルです。
USBケーブルを自作したり、分解した方は理解できると思いますが、このシールド線、外皮の網線の密度と柔らかさは尋常ではありません。

こんなシールド線、高くて普通は使いませんです。同軸で言えばRGシリーズのテフロン同軸みたいな網線なんです。
しかも、網線の内側に5D-FBみたいにアルミ箔層もあって、シールド層は2層構造です。

もちろん、シールドされた内側の信号や電源ラインもしっかりとしたケーブルでした。白くすれば高く売れるとか悪口言われるけど、白いだけじゃなくて、ちゃんとやってるのが良く判りました。
しかし凝ってるな~。これが6Sとかに普通についてくるわけです。Apple恐るべし・・・・。

しかし、普通の人にはオーバースペックですねぇ・・・(ボソ)

303WA-2 80mのノイズキャンセル強化

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エアコンノイズも一段落で、暖房運転まではノイズが減って無線日和が続きます。というのは数年前まで・・・・。最近は常時運転というご家庭も多いようで、以前のような静音な環境は得られません。
交通の便や道路は良くなりましたけど・・・ね。

さて、ノイズの中でも強烈なのは距離にして40m位のところにある数軒のどれかから輻射されて、電灯線にも乗って周囲にノイズをばら蒔いているアイツです。

今までノイズキャンセル用のアンテナは、ノイズ源に近いところに設置してきましたが、実は、一番ノイズ源(と推定される場所)に近いのが送信アンテナなんです。
送信時のことを考慮すると、近くに同じ周波数で共振するアンテナがある環境は良くありません。

それに、ノイズキャンセルは両方のアンテナの距離が1/4λの時に一番効果が発揮できます。実際に使ってみても1/4λなら、ベストですが、1/8λ以下や1/2λ以上だと、キャンセルが今一つだったり、キャンセルできない方向(角度)の発生が顕著です。

この秋のテーマは80mバンドのノイズキャンセル(40/30mは現状維持ですよ、もちろん)です。今まではノイズ源からなるべく離れない方向へ、送信アンテナと距離を取って9mのところに設置していました。
今回は80mでのノイズキャンセルの効きを最優先して14mとしました。14/80λですから7/40λ??、1/8λと1/4λの間ですから、ノイズキャンセラーとしてはまずまずの動作が期待できます。でも40mも似たような条件ですが、30mは1/2λ近くになってしまうので、効きが悪くなりそうです。

後はアンテナの受信感度です。ノイズキャンセルが目的の場合は、いかにキャンセルしたいノイズ「だけ」をするのか?です。
ノイズ発生源に直径10cm程度のシールドループアンテナをセロテープで貼り付けて、RG6の4重シールド版でシャックまで引っ張りたいのですが、そうも行きません。

今回303WA-2(改)を設置したのは屋上の手摺りです。給電点が屋上面から1.8mです。

P_20171014_134415_vhdr_on

マスト用基台の下の白い箱にはプリアンプが入っています。プリアンプはDXE RPA-1を入れて同軸給電しています。
って状態だと303WA-2は中波では抜群の感度が仇となって、プリアンプが飽和しちゃいますので、RPA-1の前には自作のHPF(カットオフ1750kHz)を入れてあります。

303WA-2の給電点のインピーダンスは周波数によってかなり変化します(普通ですよ)ので、HPFとしての動作が心配でしたが、手持ちのHPFの中では、自作のHPFがインピーダンスの変化に鈍感でした(さすが、素人の設計です)。

この状態で、送信用アンテナとの宿敵ノイズの受信感度差は、80mが-5dB、40mが-8dB、30mが+4dB程度です。

まぁ、プリアンプでの17dB底上げを差し引いても、この3バンドで上記のような受信性能を無調整、且つパッシブで叩き出す小型アンテナは303WA-2以外には今のところ見つかりません。モノバンドなら色々ありますけどね・・・。

白いプリアンプボックスに背負っているのは、ZCAT3035 4個×2列のめがね型コアに1.5D-2Vを12巻したCMFです。
80mや160mで耳で聞いて効果がありました。でも、送信系に入れるのは抵抗があり、放置していましたが、今回は受信専用ですから給電点とシャックの双方で使ってみました。
インピーダンスは測っていませんが、160mでもかなりのインピーダンスが取れていると想像しています。

このCMFも今回よかった点の一つのようです。今回は80mのノイズキャンセルでとても良い結果が得られましたが、ノイズキャンセルの谷とポイントがメッチャシャープになんです。
まさにピンポイントsign01
59+20dBのノイズがノイズキャンセラーいれるとWSJTのウォーターフォールでもノイズが見えないくらいまでキャンセルできます。わかる人にはわかる表現かな?
今まではデジタルモードは諦めて、CWとかに逃げていましたが、もうその必要は無さそうです。

写真はタイラップがビヨンビヨンしていて、醜いですが、仮設のつもりで取り外せるタイプで固定したんです。明日にでも、ワンタイムのタイラップで本番固定します。
プリアンプ下部の黒いのは幅広ビニテでの袴です。
この袴にすると、下部のMコネが風雨からかなり保護できます。袴の有無で比べると月とスッポンレベルです。ただ、見栄えは悪いです・・・。

結果オーライなんですけど、なんで、ノイズ源から離れたのにノイズが強く受信できるのかが??。距離の3乗で弱くなるはずじゃん。今回は強くなってるもん????


3583kHzの気象FAXが3573kHzで聞こえる

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3583khzで気象庁が船舶向けに気象図のFAXを送信しています。アマチュアバンドが分断されている一つの理由でしょうね。
最近峡帯域デジタルのFT8モードで遊んでいて、3573kHz(USB)をすることが多いのですけど、時々FAXとおぼしき信号がデジタルモード帯にでてきて、微弱な信号はマスクされてしまいます。

FAXソフトで試聴してみると、どうやら気象図っぽい。もしや・・・と近くの3583kHzと3573khzをデュアルワッチしてみると、同期信号が両方の周波数で同期しているし、信号の出方などが同じなんです。

ということは、IC7851が混変調か何かを起こしているのかとSDR(別の受信機)でワッチしても一緒で3573kHzで良く聞こえます。
アンテナで何らかの直線的でない部分で、何かと合成して3573kHzなんでしょうかね。

1908kHzでTBSが聴こえるのと同じような理由で3573khzで気象FAXが聴こえるのでしょうか??
でも、先週は聴こえなかったので・・・
もしかして、気象FAX送信設備に不具合でも起きているのかなぁ・・・?

3583kHzの気象FAXが3573kHzで聞こえる その2

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3583kHzの気象FAXが3573kHzで聞こえるとの記事をアップしましたが、事実誤認がありましたので、お詫びして訂正します。

■訂正■

関係者の方々にお手間とご心配をおかけしましたこと、お詫び致します。

訂正内容

1. 3583kHzではなく3585kHzの間違い
2. 3585kHzの気象FAXは、日本国気象庁ではなく、韓国気象局の間違い。日本国気象庁の気象FAX(JMH)は3622.5kHzで、今回の事象とは無関係です。


以下は誤りを含んだ旧記事です。上記の訂正内容で読み替えて頂くようお願いします。
但し、タイトルにある事象は昨晩も継続して発生しています。

3583khzで気象庁が船舶向けに気象図のFAXを送信しています。アマチュアバンドが分断されている一つの理由でしょうね。
最近峡帯域デジタルのFT8モードで遊んでいて、3573kHz(USB)をすることが多いのですけど、時々FAXとおぼしき信号がデジタルモード帯にでてきて、微弱な信号はマスクされてしまいます。

FAXソフトで試聴してみると、どうやら気象図っぽい。もしや・・・と近くの3583kHzと3573khzをデュアルワッチしてみると、同期信号が両方の周波数で同期しているし、信号の出方などが同じなんです。

ということは、IC7851が混変調か何かを起こしているのかとSDR(別の受信機)でワッチしても一緒で3573kHzで良く聞こえます。
アンテナで何らかの直線的でない部分で、何かと合成して3573kHzなんでしょうかね。

1908kHzでTBSが聴こえるのと同じような理由で3573khzで気象FAXが聴こえるのでしょうか??
でも、先週は聴こえなかったので・・・
もしかして、気象FAX送信設備に不具合でも起きているのかなぁ・・・?

FT8モードのモニタリング

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Pskr

このブログのURLにもあるように、PSK31で頑張ってきましたが、最近はPSKバンドは閑古鳥が鳴いて、アクティビィティーが落ちています。

急激にアクティビィティーがあがっているのがPSKのすぐ上を使うFT8モードです。
JT65みたいに1分ターンではなく、15秒単位なのでかなりスピーディーだけど、結構弱くても交信できる・・・という、ソコソコ感が宜しいのではないかと想像しています。

話は変わりますが、先日上げたノイズキャンセル用の303WA-2改と根元のプリアンプの組み合わせが絶好調でして、送受信用の虎の子スクリュードライバーに迫る勢いの性能を発揮しています。

根元のプリアンプは、広帯域アンテナの給電点インピーダンスが周波数によって不安定なのを一定にする効果がありますので、同軸でのノイズ受信などが減る効果もあります。

もちろん、同軸での信号減衰を防止する効果もありますが、HF帯で5D-2V数十メートル程度ならそんなに減衰しませんので、インピーダンスを一定にすることで、同軸ケーブルのシールド効果を最大限に発揮できる・・・という点が大きなメリットではないかと感じています。
広帯域アンテナこそ、根元のプリアンプ・・・ってわけです。


ノイズ受信アンテナの性能は、僕の印象もありますが、FT8モードで受信した(ソフトがデコードした)結果です。
実は虎の子の送受信用のスクリュードライバーより、たくさんの信号が受信できるのです。トホホ。

確かに根元にプリアンプが入っていても、各バンドで感度はプリアンプ無しのスクリュードライバーより多少落ちるのですが、そこはデジタルモード。スレッショルドレベルを超えれば゜信号が-24dBでも6dBでもソリッドコピーには変わりありません。

ノイズキャンセル専用ではもったいないので、分配器を噛ませて、160m,80,40m,30mの4バンドのFT8を同時にモニターして、pskreporterにスポットしてみることにしました。
アンテナはコレです。

pskreporterでも4バンド同時モニターしている局は少ないみたいです。特に160mのFT8の推奨周波数は日本では許可されていませんので、モニター局が少ないので、北米や欧州からみると結構貴重ではないかと思います。
1840kHzのFT8をワッチしていると、北米とか見えるんですよね。フルサイズのバーチカルじゃないですよ。全長2m程度のホイップで見えるんです。びっくりsign03

T2AR 3.5/FT8

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台風に備えて、ヤギはローテータを外して1m程低くして回転しないように固定。スクリュードライバーもエレメントを取り外して、本体を手摺りに固定しました。
先端のコイル部と屋上の手摺りは10cm程度しか離れていません。当然ながら給電部からコイルまでの70cmのマストは手摺りとほぼ平行状態。

ノイズキャンセル用のサブのホイップアンテナでワッチしていると80mのFT8でT2がよく見えています。みなさん+6dBとか強いレポートを交換しています。
とはいっても送信できるアンテナは畳んだし・・・・

でも、T2のデジタル、ニューなんですよね。そこで駄目もとで本体だけ、しかも寝かせたスクリュードライバーのコイルを回転させると・・・・・なんと3.5メガでちゃんと同調するじゃありませんかsign03SWR1.2です。

理由は後回し、SWR1.2を信じてフルパワーでT2をコール。それなりのパイルアップなので御本尊の100Hz程下で数回コールしてスタンバイしていると・・・・程なくコールパックがありました。

送りが-15dB、受けが-16dBと他の方より20dB程落ちるレポートですが、いいんです。交信できれば。
T2はRTTYの運用はペディの時などに実施されていますが、RTTY以外のデジタルモードの本格運用は今回が初めてだと思います。
このスプリットで数回コールして、コールバックを待つところとか、自分で作った仕掛けを、狙った深さに沈めてアタリを待つ・・・釣りに通じるところがあるような・・・、無いようなhappy01

3583kHzの気象FAXが3573kHzで聞こえる その3

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先週の3573kHzは気象FAX放送がかぶることもなく、いつものバンドエッジのSSBがかぶってくる状態でした。
3585kHzの韓国気象局の気象FAX放送は元気に放送中なのは確認しています。

したがって、3573kHzで気象FAX放送が受信できたのは、韓国気象局の気象FAX放送の送信機の不調、もしくは何らかの問題があって、スプリアスが発生していた・・・と推論しています。

現在の気象FAX放送を聞いていると音がとても綺麗です。3573kHzにかぶってきた時は、明らかに音が歪んでいましたので、過変調だったのかも。でも、無事解決したようで、なによりです。

そういえば、一緒にパタパタ聴こえていたレーダー(?)はあんまり聴こえなくなったなー。近隣のノイズレベルはエアコンの暖房運転で上昇中です。
正確にはわかりませんが、他の方々がFT8で送っている受信強度を見ていると、僕のところではみなさんと比べて信号が5-10dBくらい弱いように感じていますが、ノイズレベルが高いとも言えるのかな?

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