最近USB3.0対応の製品が増えました。特に外付けHDDや大容量USBメモリだと高速化の恩恵は計り知れないものがあります。1GB程度のファイルコピーもスルスルと終わるらしい・・・・。
ということで、僕の古いメインPCにUSB3.0の拡張ボードを入れてみることにしました。僕のマザーボードはASUSのP5Q。かなり古いマザーボードです。
幸いPCI Express x1 スロットが1個空いていますのでPCI Express x1拡張カードなら入ります。
USB3.0 & PCI Express x1という条件で拡張カードを探してみると、みんなRev.2対応のカードばかりです。P5QのPCI Express x1はRev.1ですが、Rev.2はスピードが倍になったようで、Rev.2のボードをRev.1のスロットに刺すと、スピードが半分になっちゃうらしい。でも半分になってもUSB2.0と較べてUSB3.0は暴速です。
拡張ボードはInateck KTU3FR-4P 4-Port USB3.0増設ボードを選びました。電源ケーブルも付属してお手頃価格です。拡張ボードの下のドキュメントでわかるようにドイツ製です。ドイツ製の製品は使ったことは無いけど、なんとな~く安心感があります。
USBコントローラーは馴染みのないチップだけど、付属のCDからドライバーをインストールすれば問題なく動作するようでP5Qシリーズでも動作したとのレポートがありました。
PCに組み込んで日本語のガイダンスのドライバーをインストールすると、問題なく使えるようになりました。USB3.0のUSBメモリも狂ったように早くコピーできます。64GBが安くなったので購入したのですが、今まではコピーに時間がかかって使い勝手が悪かったのです。
感覚的には10倍くらい早くなった感じがします。
今まではSSDのデータをHDDにバックアップを取っていましたが、最近はUSBメモリやSDカードをPCに接続しっぱなしにして、USBメモリをデータドライブとして使っています。
何回もHDDの故障でデータ消失を経験した僕としては、頭の一部が切り取られたような喪失感はもう経験したくありません。これはトラウマと言って良いと思います。
もちろんUSBメモリだってバックアップは必須ですけど、HDDと較べて安心感が違います。
先日行ったSSD化と合わせて、HDDレスのPCにしましたが、これでデータへのアクセスも快適・快速。精神的にも安心感があって、ちょっぴり節電もできるので気分が良いです。