イタリアのSDRメーカー、ELADのFDM-S2を注文しました。以前からSDRには興味がありました。キット品や安価なドングルタイプは購入しましたが、本格的なSDR受信機は初めて。
他にも候補は色々とありましたが、最終的にはコストパフォーマンスで選択しました。
FDM-S2はRF入力をADCに直接入力しているため、強電界ではADCがオーバーロードしてしまい、アッテネータで絞る対応方法が報告されています。
僕の場合は、強電界の原因である中波帯をカットするハイパスフィルターをいくつか持っていますので、フィルターで中波放送帯はカットするつもりです。
ELADからもFDM-S2と同一デザインの外付けプリセレクターが発売されましたが、現在品切れ中です。それとチップ部品を使ったフィルターはお手軽に製作できるのが利点ですが、やはりそれなりの大きさのディスクリート部品を使ったフィルターと比較すると、歪みの点が不利なのが気になるところです。
IC-756ProとPro2のフロントエンドは、まさにチップ部品とディスクリート部品でのフィルター特性の違いの事例でしたが、夜の7メガはPro2の方が断然聴きやすかったです。
さて、最近は少しユーロが下がっていますので、これはチャンス!とイタリアの製品ですが、ドイツのWiMoから購入することにしました。
WiMoは日本語表示でオンラインショッピングできるので、気楽ですね。一覧には定価がでていますが、実際に購入すると値引き価格がでてきます。結構安く手に入れることができました。
FDM-S2は同時4周波数受信が可能なので、上手くいけばRCK Skimmerにも使えるかもしれません。Skimmer目的ならQS1R辺りを選ぶのですけど、QS1Rは設計も古くなっているし、ここは一つ、新しいFDM-S2にトライです。