ELADのSDR FDM-S2の電源を落とすとSEND端子がグラウンドに落ちて、他の受信機材がMUTEになってしまう件。
SDRだけ電源を入れっぱなしにしても良いのですが、FDM-S2はUSBバスパワーなので、PCの電源連動なんです。つまりPCの電源を落とせなくなっちゃいます。
ということで、マジメに対策を考えました。やはりフォトカプラーなどを使って本体の電源とは無関係にSENDが動作するようにするのがよさそうです。
論理を反転する必要もありませんので、単純にSENDがグラウンドに落ちるとフォトカプラーがONになる回路でオシマイです。
フォトラプラーはTLP222を使うことにしました。電源は別途用意しようかと思ったのですが、FDM-S2のアクセサリー端子には5V出力がありますので、ありがたく使わせていただくことにしました。
電流制限抵抗とフォトカプラーだけの簡単な回路なので、基盤は使わず空中配線にしました。
SEND入力はRCAジャックをパラ接続にして、他の受信機材にSEND信号をそのまま流せるようにしておきました。
ケースはタカチのSW-65にしました。回路的にはもっと小さくても納まりますが、D-Sub9pinのコネクタの大きさが問題になります。
念のため、組み立てる前にブレットボードでテストして問題ないことを確認してから、ケースに組み込み、テストしてみると問題なさそう・・・だけど、受信→送信は瞬時に切り替わりますが、送信→受信に少し遅れがあります。
う~ん、SENDがオープンになっても、どこかに電荷が溜まっていて、フォトラプラーの切れが悪いみたい・・・・。
運用上は問題がないから、不具合になったら対策考えてみます。これでやっとSDR本体とプリセレを無線機と連動(周波数・モード・PTT/MUTE)させることができました。
あとは、SDR3台分の電源(USBセルフパワー用)が残っています。SDR用の電源ですからノイズ対策は手が抜けません。
毎日暑いので、アッチッチのLM338Tの降圧ユニットと秋月の9Vアダプタを取り替えないと。