以前製作したプリアンプ用電源スイッチのリレーの消音を試してみました。リレーの「カチッ」という音は結構気になると気になるものです。
リレー自身の音もありますが、基板が共振したり、基板からケースに振動が伝わってケースが鳴っているケース(笑)もあるようです。
リレーを防音材で囲ってしまうのもよさそうですが、スペースの問題で難しい場合がほとんどでしょう。すると、リレーケースや基板の共振を防ぐことが対策となります。
今回は基板の下にスポンジを入れてケースとの隙間を埋めて、基板の共振を制振させるようにしました。写真ではわかりませんね。
また、リレーケースにもスポンジでケートの間に入るように、スポンジをケースに張り付けてリレーケースと接触させて、やはりリレーケースの共振を制振させるようにしてみました。
結果は期待した程ではありませんが、-3dB程度(半分)の効果はあったように感じます。以前にオートチューナー基板で試した時は、-20dBみたいな劇的な効果がえられましたので、それに比べると残念な結果です。
手法は同じなので、今回使っているカードリレーは音が大きいのかもしれません。そのうちもう一つの音源であるDXエンジニアリングのRTR-1でも試してみます。
実は今回対策した自作電源よりも、RTR-1の方がはるかに五月蠅いのです。ゴツイ鉄板折り曲げケースに反響しているのか、リレーが五月蠅いのか、基板と共振しているのか、たぶん全部が合わさっているとは思うのですが、スポンジでどの程度効果があるのか、結果が楽しみです。
今回はお手軽ではありますが、それなりに効果はえられたので まぁまぁの結果でしょう。