DXE-RG-5000を修理しました。修理は基板に乗っている部品、ダイオードやガス封入放電管を交換する方法です。
RG-5000は表面実装でリフローで部品をハンダ付けしていますので、同じように手ハンダしていくのは結構大変です。
結局ご覧のように部品が斜めになったり、ガタガタの取り付けになりましたが、RG-5000は安価ではないので修理できるなら修理したいと思って頑張りました。
ダイオードとガス封入放電管を取り替えても症状は以前のまま、アッテネータになっています。コンデンサは目視では問題無さそうですから、残るのは白いコイルのみ・・・ということで、やっと故障した部品がわかりましたが、このコイルメーカーも名称も全く判りません。
というか、わからないようにトップを削ってあります・・・・。
このパッケージは6本足で、どのようなコイルかも判りませんので、取り替えを諦めて、コイルの入力と出力をジャンパーして復旧させることにしました。
受信時は減衰せず、送信時にはRG-5000HDよりも+7dbm程度と一応アイソレーションしているようなので修理完了としました。