昨年のハムフェアのアルインコブースで試作品として展示されていたDX-SR9Tが製品として発売されるようです。デビューはデイトン。
詳細は不明ですが、昨年のハムフェアでの説明と広告から想像すると、ベーシックなトランシーバーとして発売されたDX-SR8の機能をベースにして改良を加え、更にSDR無線機としての機能を追加したのがDX-SR9Tと考えれば良いのではないかと思います。
DX-SR8は本体とフロントパネルがセパレートタイプですから、フロントパネルだけを机の上に設置するような運用が可能でしたが、その特徴はDX-SR9Tにも受け継がれているようです。
SDRモードだとフロントパネルでの操作は不要ですから、広告にあるように「SDR」と表示して終わり・・・なんでしょうね。
肝心のSDRソフトは無償で提供されるようです。恐らく既存のSDRソフトも使えるのではないかと想像していますが、どうかな?価格は恐らくDX-SR8と同じかやや上がる程度と思います。
普通の無線機+SDRとしてはKX3も同じ構成です。この2機種は送信出力もサイズも機能も異なりますので競合するとは思いませんが、インターネットでのリモートコントロールへの対応など、今後の無線機のトレンドを示しているように感じています。
(KX3を2台用意して、インターネット経由で接続すればパネルと本体分離形のように使えます)