信頼できる通過形SWR計でリモートセンス可能、しかもPCでのリアルタイム表示(リモート制御・・・かな?)ってSWR計を探していましたが、どうやら条件を満たすSWRは少なくて、選択の幅はありません。
僕が選んだのはTelePost Inc.のLP-100Aです。2つのセンサーを接続できて、どちらかのアンテナで送信すると自動的に送信中のアンテナのSWRを表示することができて便利です。
つまり、アンテナ2本のSWRを一台で監視できます。
僕みたいに、ローバンドとハイバンドのアンテナ2本の場合にピッタリ。いちいち切り換える必要がありません。
SWRはピーク、アベレージ、TUNE用と3種類から選べますが、やはりピークが便利です。
SWRの他にもベクターモード(ソフトを使うとアンテナアナライザーと同等)、dBm表示、dBm表示の電界強度計、ピークとアベレージレシオ表示ができる便利なSWR計です。
僕の場合、ローバンドはスクリュードライバーを使っていて、同調周波数が可変できるので、SWRの監視は重要でして、もちろん、チューニングも使います。
トランシーバー内蔵のSWR計は目安にはなりますが、誤差が大きくて細かいところはわかりません。
今回はLP-100Aをアンテナと無線機の間に入れて、アンテナのSWRを常に監視するのが目的です。
無線機のSWR計は無線機のオートチューナーを入れると常にSWR1になってしまって、アンテナのSWRを直視できません。
どこのシャックでも同軸ケーブルは棚の後ろとか手の届きにくい場所に配線すると思います。
そこに通過形のSWR計を入れても良く見えません。ですから、センサーと表示する本体が分離しているタイプが便利です。
LP-100Aは更にRS-232CでPCと接続すると、最短50msごとにサンプリングしたSWR等の情報をPC画面に表示できます。
これがなかなか便利で、PCの画面をみていればアチコチみなくても済みます。特に画面を注視してトランシーバーとか全然見ないデジタルモード時に有効です。
ソフトがあるのでリモート局にピッタリですね。最近の気の利いた周辺機器はみなリモート制御に対応しています。