今年のハムフェアで販売するハンドPTTスイッチは本体のみの販売で、無線機との接続はご自分で行っていただくことになります。
音創り研究会では、以前より無線機のアクセサリ端子とマイクアンプを接続するケーブルを販売しています。
現行の製品は「MIC100ケーブルセット」(ICOM DIN8Pin版/KENWOOD DIN13Pin版)ですが、このケーブルセットにはRCAジャック←→6.3Φフォンプラグの変換プラグが付属しています(写真中央)。
この変換プラグは、本来はマイクアンプ、ベリンガーMIC100の出力(フォンジャック)をRCAジャックに変換して、無線機接続ケーブルのRCAプラグに接続するものです。
この変換プラグをPTT用のジャックに取り付けると、PTTはRCAジャック接続になります。ハンドPTTスイッチの出力もRCAジャックですから、市販のAVケーブル(両端RCAプラグ)で接続すれば、ハンダ付け不要でハンドPTTスイッチを無線機に接続することができます。
MIC100ケーブルセットが対応しているのは、ICOMのHF固定機で、背面のACCソケットがDIN8Pinのタイプです。
IC-7300や7100、7000等はDIN13Pinですので接続できませんが、別途ICOMから発売されているDIN13Pin→DIN8Pin&DIN7Pin変換ケーブルOPC-599を用意すれば、IC-7300等にも接続することができます。
KENWOODはHF固定機で、背面のACCソケットがDIN13Pinのタイプです。
ハンドPTTスイッチと無線機の接続が面倒だけど、ハンドPTTスイッチを使ってみたい方、半田ごてを持っていない方など、この接続方法で手間要らずでハンドPTTスイッチでオペレーションできます。
ただし、ベリンガーのMIC100など、既にRCAジャック←→フォンプラグ変換プラグを使ってマイクアンプに接続している場合、もう一つRCAジャック←→フォンプラグ変換プラグが必要になりますので、別途ご自分でお求めください。