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Channel: アマチュア無線 by JI1ANI
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MA5Bの50メガ対応

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Ma6b_ra1 MA5Bはいい感じですが、良くラグチューする6mに対応していないのが問題でした。別途アンテナを用意した方が良いのは判っていますが、なるべくアンテナは少なくしたいところです。

とりあえずMA5Bに無理やり6mで使ってみると、SWR3以上ですが無線機のオートチューナーを使えば運用できます。
アンテナを回した感じだど、大凡クローバーの葉のような、高調波動作のパターンになっているようです。18メガのRDPに乗っている感じかな?

とにかく声が出せるので一安心しましたが、以前は2エレを使っていましたので、常用としてはちょっと寂しいです。
そこでMA5Bの+6mについてマジメに検討してみることにしました。6mのアドオン方法は色々と考えられますが、簡単(工作は減らす)・高性能(2エレ程度の利得)をコンセプトにします。

実は、以前バターナットのHF-5Bという14~28のミニビームを使っていた時にも6mアドオンを計画していましたが、途中で中止した経緯があります。
その時に6mアドオン用として購入したクリエートデザインの786C(50メガ用のパラスチックエレメント)が手元にありますので、これを使います。熟成を重ねた786Cに期待sign01

786CとMA5Bの寸法を基にMMANAで色々とシミュレーションしてみた結果です。786Cの追加で2エレ並の利得とビームパターンが得られるようです。

MA5Bは2本のラジエーターがありますので、786Cを何処に置くのかで結果が大きく変わります。WARCバンドのラジエーター近辺に配置すると786C本来のダイポールに近いビームパターンになるのは想像していましたが、その通りでした。

今回はギャンブル(といってもシミュレーションですから)として、クラシックバンドのラジエーターを利用して、75cm後ろのWARCバンドのRDPを利用して利得が取れるか試してみました。

あ、図では逆ビームになっていますが、久々のMMANAで逆にエレメントを配置しちゃいました。HFのビーム方向と6mのビーム方向は同一です。WARCバンドのRDPがリフレクター的に動作していると想像しています。

2エレ並の利得ですから望外なんですが、ビーム幅が狭いのが難点でしょうかね。これは使ってみないとわかりません。スペック的にはやってみる価値は大いにありそうです。


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