スタジオ機材などに使われていて、無線ではマイク関係でお世話になっているキャノンコネクターはしっかりしていて安心できますが、Mコネ以上に場所を取るのが問題です。
壁に支えてしまうとか、邪魔なことが良くあります。もちろん、ベルデン8412とか太いケーブル使っている自分も悪いのですけど、ベルデン8412だといい感じの音になるので、変える気はありません。
そんな時に便利なのがL型コネクタです。M型コネクタと同じように、キャノンコネクターにもあります。
数社から発売されていますが、僕はNEUTRIK NC3FRX-B キャノンコネクターを使っています。ちょっと高いですがノイトリックだし、L型の90度は固定ですが、引き出す向きを30度程度の単位で可変することができるのがウリの優れもの。
写真にあるように、マイクはブームスタンドで机から浮かしています。ブームスタンドは手許が広くなって快適です。
特にPCでロギングしている方は、キーボードのスペースが取れるのでブームスタンドは絶対にオススメ。
ブームスタンドを使う場合、立てて使うマイク(写真の2本)だと、マイクのお尻からでるベルデン8412が下に15cmくらい垂れ下がってしまい、手にあたったりしてとても邪魔なんです。
で、今回紹介したL型キャノンの登場です。
写真のようにマイク出力にL型キャノンを取り付けたマイクケーブルを接続することで、太いベルデン8412が90度の角度で横に取り出せるので、マイク下のスペースをつぶしません。これならブームスタンドをキーボードの上に配置しても、タイピング時にケーブルが手に当たることはありません。
ノイトリックのL型キャノンコネクターには黒ボディとシルバーボディ(写真奥)がありますので、マイクの意匠と合わせて選べます。
僕はブラックボディには黒、ブルーボディにはシルバーを合わせましたが、ショックマウントとおそろいの色使いでいい感じです。
なんせ目の前ですから、良く目に入るので気に入らないととっても気になりますよ。