ファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプのダイナミックレンジ
何回も基板を修正したファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプのダイナミックレンジを計測してみました。目標は120dBでしたが、残念ながら届きませんでした。結果は117dB。計測はいつもと同じ、0dBに近い1kHzの低周波を利得最大に設定したマイクアンプに入力、低周波を入力した状態と、入力をグラウンドに落とした状態との差をダイナミックレンジとしています。一般向けのサウンドカードでの計測ですから、数...
View Article謹賀新年 2019
明けましておめでとうございます。昨年は私の自作歴のなかではPCのソフトを使ってプリント基板を作るという、大きな進歩がありました。これは温度調節半田ごてや、ハンダすー太郎よりも、かなり大きなインパクトでした。今年も何か、新しいことにチャレンジしたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。5日キッカリに音作り研究会から告知があります。アレですよ、アレ、お楽しみに。
View Articleボーカルマイク形クリスタルマイクDXM-01P追加販売
年末に音作り研究会のメンバーが頑張ってヴォーカルマイク型DXM-01Pを10本用意しました。ヴォーカルマイク型DXM-01Pは、金属製のドッシリしたボディにクリスタルマイクエレメントと増幅回路を内蔵させています。本体に内蔵させた増幅回路を動作させるため、コンデンサーマイクのようにファンタム電源が必要となります。マイクのコネクタはキャノンコネクタとなっています。ティアドロップ型でレトロ感があるDXM-...
View ArticleOPantennaの仕上げ
OPantennaは根元にオペアンプを内蔵したアクティブアンテナです。回路部分を風雨から守る必要があります。また、給電部分は、一般的なモービルホイップのように、MP(M型オス)にすると、使いやすく、機械的な強度も、防水効果も期待できます。色々と試行錯誤した結果、電工用のプラスチックバイプに、細長い基板とプローブを仕込む形になりました。パイプは未来工業の外形26mmのもので、内径は約21mmです。MP...
View Articleファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプの特性
低歪みの低周波発振器ができたので、ファンタム電源・レベルメータ付きマイクアンプのダイナミックレンジ以外の特性も調べてみました。最大利得 55dB(@1kHz)ダイナミックレンジ 117dB(@1kHz)周波数特性 最大利得時 20Hz~100kHz...
View ArticleFT8での無線機のAGC
僕は最近FT8ばかり運用していますが、FT8を運用しているとき、無線機のAGCの設定はどうしていますか?ICOMの場合AGC設定は基本的にはF/M/Sの三種類。Fが一番早いのでFにしています。Fはデフォルトで0.3ですが、僕は0.1(最小)にしています。FT8では無線機のAGCはoffが良いという声を見かけますが、僕は今までAGC...
View ArticleFT8での無線機のAGC その2
前の記事では単純にAGCのon/offという分かりやすい方法で比較してみたが、ちょっと詳しい方であれば「AGC offの場合の入力レベルは?」と疑問をお持ちだったと思います 。写真はAGConの7851を帯域幅2.4kHzに設定して受信音をPCでスペクトラムで表示したものです。 DSPのフィルタで帯域外の信号が切り捨てられているのが判ります。今日はAGC...
View Article同軸アンテナ?
全長が短いアンテナで感度が高いアンテナは、アンテナ自体の性能よりも、先ず同軸アンテナになっていないか?を疑うべき・・・というのが今回の教訓です。オペアンプを使った全長20cm程度のミニサイズのアンテナをOPantennaは、アンテナの性能はオペアンプの要素が支配的ですが、50%短縮のバーチカル程度に聴こえます。オペアンプの周波数特性が反映されるため、中波帯での感度を下げて中波のオバケが短波帯で発生す...
View Articleテスト中のOPantenna
OPantennaの最新版はこんな感じでテストしています。アルミの収縮マストは4mちょっとありますので、屋上から4mの高さです。ベージュの四角い箱には、前回の記事で紹介した中波~ローバンドに減衰ピークを持つCMFが入っています。ケースはプラスチックで、ケースに取り付けた(マストからは絶縁されている)MコネにOPantennaを取り付けています。この取付方法だど、OPantennaは金属マストに触れて...
View ArticleOPantenna V10
ローバンド受信用のOPantennaの出力はチップの出力そのままです。以前「オペアンプ出力インピーダンスのステップアップ」で記事にしたように、ローバンドでは1Ω以下の場合も多いようです。ステップアップトランスを試したものの、手巻きは面倒ですし、既製品は高性能だけど結構なお値段です。ネットであれこれさがしていると、LAN用のトランス(パルストランス)を流用してる事例がありました。使われていたトランスは...
View ArticleOPantenna V10 HPF調整
OPantennaはVer10からHPFを3段からよりシャープな4段にしてみました。挿入損失も増えますが、中波帯の影響を減らす方がメリットが大きそうと判断しました。しかしながら、このHPF、入出力が50Ω程度なら事例も豊富なんですが、OPantennaの場合、入力は金属板で大凡1.5kΩ、出力(オペアンプの入力)は5kΩ程度なので、事例がみつかりません。そこでシミュレーターソフトで定数を代えてはシミ...
View ArticleHF Receiver Multicouplerの修理 2度目
2年前にも修理しましたが、またまた故障しちゃいました。でも、今回は完全に僕のミス。2本の受信アンテナの比較テストをしている時に、誤ってMCA108で分割している受信アンテナで送信しちゃったのです。ほんの数秒だったので、もしかしたら・・・と計測してみると、やはりアウト。故障しちゃいました。画面のように、緑の0dBに対して30dB近くのアッテネータになっちゃいました。本来であれば、8分割後もほぼ0dBの...
View ArticleOPantenna Ver10の性能
160mのFT8で従来のV8と比較してみました。V9は実は欠番でV8はV10とステップアンプトランスとHPFが異なるだけです。左側はV8右側はV10で同じ1840kHzを受信しています。一見してV10の方が受信フレーム数が多いことがわかります。一週間近く試してみましたが、日によってコンディションの差が大きいものの、大凡これに近い結果となりました。どんどん欲がでてくるものの、全長30cm程度のホイップ...
View ArticleOPantenna V10のHPF
やっとHPFの定数が固まってきました。最初にどういうわけか、プローブ(アンテナエレメントに相当する金属板)のインピーダンスが1500Ω程度と間違って思い込んでしまったのが原因で、遠回りしました。 冷静に考えれば、そんな高インピーダンスになるわけもなく、ご存じの通りの低インピーダンスなわけです。...
View Article元号
今日のお昼頃には正解が発表されるので、その前に予想しておく。 といっても、そのものズバリではなく、かな読みで、以下のひらがなが、頭につく漢字二文字だと予想する。 あいうえおかきくけこなにぬねのふやゆよ 理屈は簡単、ま行、た行、さ行、は行の「ふ」は除く4文字は英文字で表記した場合、かぶるからです。 明治、大正、昭和、平成はそれぞれM T S Hと省略して表記されることが多いので、混乱は避けると...
View ArticleHi-Q-PIRANHA -6/160 R-Mil
2008年の5月の終わりからずっと使っているHi-Q-6/160RT MC-3 は10年超えても全く問題なく毎日使っています。既にカタログからも落ちて、現在はピラニアシリーズになりました。コイル回りで細かい改良が加えられていようです。 とあるomからHi-Q-PIRANHA -6/160 R-Milをお譲りいただけることになり、今日屋上に取り付けました。寸法的には、Hi-Q-PIRANHA...
View Articleハイレゾ対応ポータブルDACアンプ ZDC-205A-SG
PCの音は、Creative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2 ハイレゾ対応 USBオーディオインターフェース アナログ録音 再生リダイレクト SB-DM-PHDR2(長い名前だ・・・)を経由して、アンプ内蔵小型スピーカー(BOSE...
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